ウエディングケーキ関連
ウエディングケーキ入刀は結婚式の演出の大定番「二人の初めての共同作業」です。また、それに合わせてファーストバイト・ラストバイト・サンクスバイトもやると一層感動的になります。
ウエディングケーキ入刀
結婚式の大定番「二人の初めての共同作業」です。
新婦にケーキナイフを両手で持たせてあげ、新郎は新婦の腰に左手をまわして、右手は新婦の両手にそっと添えて、ゆっくりケーキの真ん中に入刀しましょう。
披露宴のおいて、絶好のシャッターチャンスとなる演出ですので、新郎新婦は笑顔で皆さんの方に目線を向けてあげましょう。
ファーストバイト、サンクスバイト、ラストバイト
ウエディングケーキのときに行う演出です。「バイト(bite)」とは英語で「かじる、噛む」という意味です。それぞれの演出に意味が込められていますので、この機会にしっかりと把握しておきましょう。
ファーストバイト
ファーストバイトとは、ケーキカット後に、新郎新婦がお互いに食べさせあう演出です。新郎から新婦への一口は「一生食べるものに困らせないから安心してください」という意味が込められ、新婦から新郎への一口は「一生おいしいものを作ってあげる」という意味が込めらます。
新郎用のスプーンに、「超巨大スプーン」や「しゃもじ」を用意するなど一工夫するだけでかなり盛り上がりは変わってきます。
ラストバイト
ラストバイトとは、ケーキカット後に、両親から新郎新婦へ食べさせてあげるサプライズ演出です。「赤ちゃんのときから食べさせてもらっていた親から子どもへの食べ納め」という意味が込められています。
「新郎母→新郎、新婦母→新婦」もしくは「新郎母→新婦」だけでも良いかと思います。
サンクスバイト
サンクスバイトは、ファーストバイトやラストバイトに比べるとややマイナーですが、「今まで美味しいご飯をありがとう」という気持ちを込めて、新郎から新郎両親へ、新婦から新婦両親へケーキを食べさせてあげるサプライズ演出です。
新郎から両親に食べさせるのは少し恥ずかしいような気もしますが、両親としてはとても感動的なシーンになるためオススメの演出です。
ケーキサーブ
ケーキサーブとは、新郎新婦が切り分けたケーキをゲスト一人一人に受け渡す演出です。一般的には、スタッフが人数分のカットを済ませ、サーブのみを新郎新婦が行います。ゲストには新郎新婦のもとへケーキを取りに来てもらうことで、ゲスト一人一人とコミュニケーションをとることが出来ます。
ウエディングケーキの種類
ウエディングケーキにも様々な種類があるのをご存じでしたか?
- 生ケーキ
入刀のセレモニー後に調理場で切り分け、コース料理の最後にデザートとしてゲストに振る舞われます。 そのままファーストバイト等の演出が行える上、見栄えも良いものが多くなってきているので主流になってきています。サイズはゲストの人数にあったものを選ぶようにしますが、価格は少々高めです。
ありきたりが嫌な方は、思い出の場所や趣味などをモチーフにして、オリジナルで作ることも可能です。舌だけでなく目でも楽しむことができるケーキになります。 - イミテーションケーキ
ケーキカット用の食べられないウエディングケーキのことです。セレモニーケーキとも言われ、新郎新婦がナイフを入れる部分のみが生ケーキ(または切り込みのみ)になっています。生ケーキよりも価格が安く、背の高いものが多いため会場では映えます。このケーキではファーストバイト等ができません。 - シュガーケーキ
たっぷりのドライフルーツを使って固く焼いたケーキをシュガーペーストでコーティングした三段重ねのケーキです。溶けにくいのでガーデンウエディングなどにおすすめです。ウエディングケーキ発祥の地であるイギリスで18世紀ごろ生まれ、イギリスにおける正式なウエディングケーキとなっている由緒正しいケーキです。 - クロカンブッシュ
小さめのシュークリームを高く積み上げ、カラメルで固めたフランス伝統のウェディングケーキです。高さが高いほど結婚後の生活が豊かになるという言い伝えがあります。ケーキ入刀後は切り分けてゲストにサーブされます。カラメルなどを使っているため、暑い日には取り扱いが難しいケーキです。
それぞれ特徴がありますので、雰囲気や目的に応じて選びましょう。