二次会会場の選び方
披露宴日時が決まったら、早めに会場の仮予約をして狙い通りの二次会を取り行いたいものです。
参加人数と、どんなパーティにしてゲストに楽しんでもらうかという観点から会場を選んでいきます。
参加人数にもよりますが、基本的には会場を貸切にするカタチで予約をすることで、自由に周りを気にすることなく楽しむことができます。会場の規模によりますが、30名ぐらいから貸切予約ができるところがあるようです。
どんなパーティにするか?
余興・出し物中心の参加型パーティ
余興や出し物(カラオケやバンド演奏など)をやりたいという友人が多かったり、またはビンゴゲームやクイズなどで会場に一体感を持たせて行うパーティです。ゲストが主体となって参加できるのでちょっとしたイベント感覚で盛り上がります。
ただし、新郎新婦との会話をする時間や、料理や飲み物を楽しむ時間が少なくなるのでゆったりした雰囲気を好む場合は向いていないかもしれません。
会場選びとしては、全員が見渡せるようなステージっぽいところがあったり、司会の人がやりやすい作りの会場が向いています。カラオケのパーティルームなども人気です。
セミウエディングパーティ
披露宴に参加しなかった友人が多かったり、または親族だけで結婚式をやった場合などに披露宴代わりに行うセミウエディングパーティです。
内容は、一般的な披露宴のプログラムを簡略化したようなイメージに近く、ゲストもフォーマルに近い格好で参加します。したがって、招待をする際に、通常の二次会ではなく、ウエディングパーティである旨を伝えておく必要があります。
専門の披露宴会場と違い、ドレスやケーキ、ブーケなど、演出に必要なものはすべて自分たちで手配しなければなりません。
会場選びとしては、こじゃれたレストランやホテルのパーティルームなどの会場で行います。また予算的には1万円前後など、少し割増になることが多いです。
料理とコミュニケーションを楽しむゆったり型パーティ
披露宴ではゆっくりできなかった新郎新婦とのコミュニケーションをゆったりした雰囲気の中で楽しむパーティです。
立食形式とは異なり、着席形式で充実したテーブルサービスのもと、落ち着いた雰囲気で料理と飲み物を楽しむことができます。ウエディングのようなプログラムは特別なく、同じテーブルの友人や、新郎新婦との会話が中心となりますので、それを彩る料理や飲み物の質が非常に重要になってきます。
単なる食事会で終わってしまわないように、新郎新婦はゲストとの会話を大切にしましょう。
会場としては、こじゃれたレストランなどで行います。また予算的には1万円前後など、少し割増になることが多いです。
予算を決める
お店によって料理、飲物、会場費(音響照明など)などの一人あたりの費用は変わってきます。しかし、結婚式の二次会では、会場に支払う金額以外の費用も考慮しなくてはなりません。例えば、ゲームの景品やケーキなどがそれにあたります。(ただし、ゲストをもてなすという意味では、料理と飲み物の分だけを会費とする方が良いと個人的には思います。)
ゲストからいただく費用の全国平均は、男性が5900円、女性が5100円となっているようです。首都圏と関西の平均が男性が7000円、女性が6100円となっており、そのほかの地域では5000円以下となっています。必ずしも女性と男性で差を作らなければいけないわけではありませんが、食べる量や飲む量が男性の方が多いので、女性を安くしてあげると参加しやすいと思います。
会場選びのポイントのまとめ
- 披露宴会場から移動しやすい場所にあるか
- 駅から遠すぎないか
- 人数とのバランスはとれているか
- 延長は可能かどうか
- 料理の味やお酒の種類は豊富か
- 立食か着席か
- ケーキの持ち込みなどは可能か
- 当日の装飾の準備時間はとれるか
- ビデオや音楽の上映は可能か
- カラオケはできるか
- マイクは使えるか
- 多少騒いでも大丈夫か(盛り上がる演出やバンド演奏など)
- 人数とトイレのバランスはどうか
- その他、希望している演出ができるかどうか
このようなところを重視して選ぶと良い会場が見つかると思います。
お店としても大人数の宴会は入れたいはずなので、希望することは全部伝えてからお互いの調整できるところをしあって決めていければ良いと思います。