ゲストから新郎新婦への一言メッセージ・一言スピーチ
結婚披露宴の人気の演出のひとつ、ゲストから新郎新婦への「一言メッセージ(スピーチ)」を盛り上げるためのアイデアをご紹介します。
「一言メッセージ・一言スピーチ」は、ゲスト参加型の演出のひとつで、楽しくアットホームな雰囲気での結婚披露宴では人気の演出のひとつとなっています。
一言メッセージをしてもらうゲストの人数
時間の状況にもよりますが、各テーブル1人~多くても2人ぐらい、全体的には新郎新婦それぞれのゲスト3人~5人ずつぐらい合計6名~10名ぐらいが良いと思います。
ただ、話す内容が決まっている訳ではありませんので、人によっては短くなったり長くなったりするので進行状況を見ながら進行役にうまくやってもらうのが良いと思います。
一言メッセージをしてもらうゲストの選び方
あらかじめ指名しておく
ゲストの方々にも、シャイな人や話下手な人、アガリ症の人など様々な性格があります。話し上手な人に当たればよいのですが、そうでない人に当たった場合、せっかくの盛り上がりが覚めてしまったり、極端に口が悪い人に当たればその後の結婚式の雰囲気が台無しになりかねません。
そこで、「この人なら大丈夫!この人に是非お願いしたい!」という人をリストアップしてスタッフに伝えておけば、当日は司会がうまく場を繋いでくれますので安心できます。
ゲーム感覚のサプライズ的な演出で指名する
司会が「○○さん!お願いします!」と指名するのは、「なんで俺を選ばなかったの?私よりも○○さんの方が大事なんだ!」のように思う人もいるかもしれません。
そこで、ゲーム感覚で楽しめる演出で指名するのはどうでしょうか。
例えば、
- 料理皿の裏にハートマークが付いていた人
- テーブルごとにサイコロを振ってもらい当たった人
- テーブルごとにくじ引きをしてもらい当たった人
- 今、焼酎を飲んでいる人
- 着用しているドレス・ネクタイが○○色(新婦のドレスカラー等)の人
- ゲストの名前が入ったくじ引きを新郎新婦それぞれが引く
このようにゲーム感覚で指名をすると、公平感があることに加えて、スピーチをする方以外のゲストにもドキドキ・ワクワク楽しんでもらえる演出になります。
スピーチの内容をアレンジする
いきなり「それでは一言メッセージをお願いします!」とふられても、「本当におめでとうございます」の連発になってしまいますので、スピーチ内容にアイデアを加えてアレンジしてふってあげると盛り上がりやすいと思います。例えば、
しりとりスピーチリレー
“温かい家庭を気付いてください→いろいろあると思うけどお互い助け合いがんばって!→手短には話せないほど二人とはたくさんの思い出があります→スマイルを忘れずに!”
こんな感じです。ただ、敬語を使うと「い」だけになってしまうので、「良いところで区切ってくださいね !」と笑いも入れながら進めるとより盛り上がります。
○年後の二人へのメッセージ
1年でも3年でも10年でも良いですが、未来の二人へのメッセージを話してもらいます。新郎新婦にキャラがあれば良いのですが、想像しにくかったりしそうな場合は避けた方が良いと思います。
新郎(新婦)との一番の思い出
新郎側のゲストには新郎との、新婦側のゲストには新婦との一番の思い出や出来事を聞いていきます。いろいろな楽しいエピソードや笑えるエピソード、感動するエピソードが出てきたりとなかなか盛り上がります。
新婦(新郎)へのアドバイス
上とは逆に、新郎側のゲストには新郎の友人として新婦さんへのアドバイスを、新婦側のゲストには新婦の友人として新郎さんへのアドバイスなどを話してもらいます。
仲の良い友人が多い場合は、意外な新郎新婦の面が垣間見えたりするので盛り上がります。また、新郎側・新婦側の隔たりなしに、新郎新婦とのコミュニケーションをとる良い機会にもなります。
あいうえを作文
新郎や新婦の名前にちなんだ「あいうえお作文」でメッセージをいただきます。例えば、
や:やるべきことはお互いしっかりやり、
ま:まさかの出来事にも、
だ:大事なことは忘れずに、
た:助け合っていく二人は、
ろ:ローソクの炎のように美しい、
う:運命の二人でしょう。
などなど、
一言メッセージ・一言スピーチ演出は、ゲストの方々にも参加していただける楽しい演出ですでの、どんなスタイルでやるかなど二人でアイデアを出し合って盛り上げましょう。