
披露宴の衣装決め
主役となるこの日だから、最高に美しく、最高にカッコイイ姿を見せられるように、自分に合った衣装を選びましょう。
衣装にこだわりがあるかどうか
式場によって、「衣装の持ち込み不可」という場所もありますので、衣装にこだわりがある場合は、検討中の式場が衣装の持ち込みができるかどうかを確認するところからはじめます。また、衣装の持ち込みができる式場でも持ち込み料を取るところがほとんどです。十万円~二十万円程度かかりますので、予算も含めて検討しましょう。
衣装の持ち込みができない式場の場合は、その式場で貸し出している衣装中から選ぶことになります。ドレスは好みのものがあったけど、和装が好みのものがないということもありますので、あらかじめ確認しておくと良いでしょう。

衣装の数を決める
例えば、ウエディングドレスとカラードレスが1点ずつ合計2点ならば、お色直しは1回、合計3点ならお色直しは2回となります。
お色直しにはドレスで10分~20分程度、和装は20分~40分程度かかってしまいますので、多いとそれだけ会場にいる時間が短くなってしまいます。
新郎と新婦の衣装の点数は必ずしも合わせる必要はありませんが、新郎新婦同じ点数か新婦の方が1点多いパターンが多いようです。
新婦さんの衣装の希望数

新郎さんの衣装の希望数

予算を決める
新婦用はドレスで15万円前後~、和装で25万円前後~となっています。新郎用はタキシードで5万円前後~、和装で10万円前後~となっています。
衣装の金額は上を見るとキリがないのである程度の予算を決めてから衣装選びをするようにしましょう。
ウエディングドレス(WD)
挙式のときに着る白いドレスのことです。ウエディングドレスは1点が基本です。
挙式だけでなく披露宴開始時にも着て入場することもあります。
カラー(カクテル)ドレス(CD)
一般的に披露宴のお色直し後に着る白以外のカラードレスのことです。
タキシード
新婦がドレスを着ているときの新郎の衣装です。挙式・披露宴どちらも色の決まりはありませんが、新婦のドレスに調和するような色を選ぶと良いでしょう。
和装(新婦)
白無垢(しろむく)、色打掛(いろうちかけ)、引き振袖(ひきふりそで)などがあります。基本は一点です。
和装(新郎)
新婦が和装スタイルの場合は新郎も合わせるのが正式なやり方です。新郎は黒紋付きの羽織袴(はおりはかま)にします。
その他の衣装
ドレス・タキシード、和装などにこだわらず自分たちのオリジナルで衣装を準備してもOKです。完全にオリジナルでやってもOKですし、新郎の職業の制服なども人気があります。
ポイント
披露宴の時間には限りがありますので、お色直しが多すぎる披露宴は、主役であるはずの新郎新婦の不在時間がとても長くなってしまい、しらけてしまう場合があります。
新郎新婦との時間を楽しみにしているゲストも多いはずですので、2時間半~3時間程度の披露宴ならば、多くても4点(WD1、和装1、CD2など)ぐらいに抑えてお色直しは2回までとなるようにしましょう。
予算が少なかったり、ゲストとの時間を大切にしたいならば1回だけのお色直しでも十分だと思います。
衣装変えの例
挙式→ウエディングドレス・タキシード
披露宴入場時→和装
お色直し1回目→カクテルドレス1、タキシード1
お色直し2回目→カクテルドレス2、タキシード2