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牧師さんを司式として、教会（または礼拝堂）で行う挙式スタイルです。女性なら誰しもが一度は夢に見るウエディングの大定番「ウエディングドレス×バージンロード」はやはり大人気です。実に過半数以上が教会式で挙式しています。 人気の理由としては、厳粛でロマンチックであることの他に、親兄弟親族だけでなく友人や知人にも参列して祝ってもらえることだと思います。 昔は原則としてキリスト教を信仰しているカップルしか教会で結婚式を挙げることはしませんでしたが、近年では信仰する宗教に関係なく結婚式を行える教会も増えてきています。

チャペルとチャーチ違いは？

日本ではどちらも「教会」としての意味が一般的に知られていますが違いがあります。

チャペル（礼拝堂）

チャペルは、ホテルや結婚式場、学校、個人所有の建物などに付属されている「礼拝堂」のことをいいます。必ずしも牧師さんや神父さんが常駐しているというわけではなく、結婚式に合わせて来てもらうようになっているところがほとんどです。宗教色が薄いので信者でなくても結婚式ができます。教会式の結婚式を挙げる場合の多くは、チャペルウエディングであると言えるでしょう。

チャーチ（教会）

チャーチは、公的な「教会」のことでキリスト教信者の祈りの場として使われます牧師さんや神父さんが常駐しており、お祈りや集会、布教を含めた宗教活動を行う場所となっています。よって、信者以外は基本的に結婚式を挙げることはできません。（両名でなくてもどちらかが信者である必要があります）

キリスト教式（教会式）の流れ

1. 列席者入場 祭壇に向かって右に新郎側、左に新婦側の列席者が入場し着席します。前から父母、兄弟、親族、友人の順に座ります。入場する際に、中央のバージンロードを踏まないように気をつけましょう。また、バージンロード沿いの席に空席ができないよう、バージンロード沿いの席から座っていくようにします。
2. 新郎入場 （列席者一同は起立）新郎が入場し、聖壇前で新婦を待ちます。
3. 新婦入場 新婦が新婦父と一緒に入場します。新郎は新婦父より新婦の手を受け取り、新婦とともに祭壇前へ立ちます。
4. 賛美歌（聖歌）斉唱 全員起立したまま、列席者一同で賛美歌を歌います。歌い終わったら列席者一同は着席します。
5. 聖書朗読・祈祷（きとう） 牧師が聖書の婚姻に関する一節を朗読して、新郎新婦のために神に祈りをささげます。
6. 誓約 司式者の問い掛け（～～～誓いますか？）に、新郎、新婦の順で答えて結婚の誓約をします。結婚式の最も重要なシーンです。
7. 指輪の交換 牧師の祝福を受けた指輪を、誓約の印として、新郎が新婦に、新婦が新郎にと、お互いの左手薬指にはめます。
8. 結婚成立を宣言 神と列席者の前で司式者が、ふたりが夫婦であることを宣言します。
9. 署名 新郎新婦、司式者が結婚証書に署名をします。
10. 新郎新婦退場 新郎新婦がバージンロードを歩きながら退場します。

このような流れになります。教会から退場した後、決めた内容によってフラワーシャワーなどの演出が行われることになります。