お互いの収入や貯金額を知っておく
結婚してから「こんなハズじゃなかったのに・・・」とならないように結婚前にパートナーとなる相手の財政状況を知っておくことはとても大事なことです。
夫婦喧嘩の原因で、”自己中心的すぎる”、”短気すぎる”、”マイペースすぎる”などいわゆる性格の不一致を除けば、ダントツでトップに来るのがお金の問題です。
彼氏彼女の関係においてお金が原因での喧嘩は6%強ですが、夫婦関係においてはお金が原因での喧嘩は実にその4倍以上とも跳ね上がります。
”金遣いが荒い”、”お金に細かい(うるさい)”などがその大半ですが、中には”実は借金があった”、”内緒で巨額のローンを組んでいた”など信じられないようなこともあります。
将来に対しての不安や、将来にぶつかるであろうお金の問題を事前に解消しておく意味でもしっかりと把握しておきましょう。
収入と貯金額を知っておく
お互いの性格のことに関しては既に結婚を決めている方であれば、お互いにうまくやっていけるという確信があって結婚をするのでしょうからここでは触れませんが、収入や貯金額に関しては相手に聞くだけで分かることなので結婚前にしっかりとやっておきたいところです。
ポイントとしては、収入に関しては、結婚して子どもが出来たりしたときのことを考えて、夫(世帯で主な稼ぎを取得する人)だけの収入で少しずつでも貯金を増やすことができるかを目安として考えると良いでしょう。
毎月のお金の使い方やお金に対する価値観を共有する
彼氏彼女の関係のときには、財布事情に合わない高価なプレゼントをしたりなど見栄を張ってしまったり、自分の物欲を満たすためならお金を惜しまないで買い物をしていたこともあると思います。
しかし、夫婦ともなればその多くは家計、つまり家庭の財産として二人のお金が一緒に扱われることになります。”金遣いが荒い”、”お金に細かい(うるさい)”、”ギャンブルをするかどうか”など相手がお金に対してどんな価値観を持っているかということを結婚前に十分な話し合いを持って理解し合っておきましょう。
借金の有無を知っておく
特殊な例ですが、夫(妻)が多額の借金をしていることを黙っていて、結婚後に発覚して即離婚したというケースも耳にしたことがあります。
決して、借金そのものが悪であるということではありませんが、生涯の伴侶としてこの先ずっと一緒に生活をしていく中で、”実は借金があった”ともなればパートナーへの不信感が芽生えるのは当然のことです。結婚前にお互いにそれらの情報を共有し合って理解できていれば不要な喧嘩の原因を一つ解消しておくことになりますので、是非とも確認しておきたいところです。
借金と言うと聞こえが悪くなりますが、例えば車のローンや住宅ローン、クレジットカードの支払状況など、定期的に支払う必要があるものも”借りたお金”と考えて情報を共有できていれば、結婚後の人生設計もグーンとしやすくなるでしょう。